【保存版】腕時計の正しい取り扱いとメンテナンス方法 ー 長く愛用するためのポイント

【保存版】腕時計の正しい取り扱いとメンテナンス方法 ー 長く愛用するためのポイント

はじめに
お気に入りの腕時計、できるだけ長く使いたいですよね。
腕時計って、実はとても繊細な精密機械。だからこそ、ちょっとした取り扱いのコツや、定期的なメンテナンスを知っておくことで、何年も気持ちよく使い続けることができるんです。

このページでは、時計を毎日身につけている方も、これから大切に使いたいと思っている方も、今日からできるメンテナンス方法を紹介していきますね。

 

1. 腕時計の日常的な取り扱いの注意点

1-1. 水や湿気に要注意 
「防水」って書いてあると安心しちゃいますが、実はすべての水に強いわけではないんです。防水仕様でも完全防水ではないので以下の点に注意しましょう。

防水レベル 使えるシーン 気をつけたいこと
日常生活防水(3ATM) 手洗いや小雨程度ならOK 湯気、長時間の水濡れ、サウナは避けましょう
10ATM以上 水遊びや水泳くらいなら大丈夫なことも 温泉やサウナではパッキンが傷んでしまう可能性があります
共通ポイント リューズ(つまみ)を押し込むのを忘れずに 海水に触れたら真水で洗って、やさしく拭いてあげると安心です


水はできるだけ避けた方が、時計にとってはやさしい環境になります◎

1-2. 衝撃や振動を避ける
時計の中は小さな歯車がたくさん組み合わさってできています。
強い振動や衝撃で、ズレたり壊れたりすることもあるので、スポーツや力仕事のときはそっと外しておくのがベストです。

1-3. 磁気の影響を受けやすい
スマホやスピーカー、電子レンジなど、日常にある“見えない磁気”も時計にとっては注意ポイント。時間がずれたり、動かなくなったりする原因になることがあります。

→ スマホとは5cm以上離して置くだけでも、かなり安心できますよ!

2. 長持ちさせるためのメンテナンス方法

2-1. 定期的な点検
時計も人間と同じで、定期的な健康チェックが大事です。
目安としては3〜5年に一度、お店で点検してもらうのがおすすめです。

 タイプ おすすめのケア内容
機械式時計 中のオイルが劣化しないように、オーバーホール(分解清掃)
クォーツ時計 電池交換のタイミングで点検を。防水パッキンもチェックしてもらいましょう


2-2. ガラスやケースの手入れ

指紋やほこり、水滴がついたときは、やわらかい布で優しく拭くだけでOKです。
プラスチックや鏡面の素材は傷つきやすいので、専用クロスがあると安心ですよ。

2-3. ベルトのケア
ベルトも、毎日使うと汗や汚れがついています。
素材によってケアの方法が少し違うので、それぞれ見ていきましょう。

 ベルトの種類 お手入れポイント
レザー 水や汗に弱いので、使用後はすぐに拭いて風通しの良い場所で保管しましょう
メタル 歯ブラシでやさしく洗ったり、超音波洗浄機も便利。メッキの場合は擦りすぎに注意
ラバー 水で洗ったあと、やわらかい布で拭いて、日陰でしっかり乾かしてから保管

 

3. こんな時はプロに相談 ー 購入店にて診てもらうのがベスト!

時計が動かない場合や不調の場合には購入店にすぐに相談しましょう。
自然故障の場合には保証期間内であれば無償修理・交換してもらえる場合があります。
※電池交換については、保証対象外となります。(初期に組み込まれているのはモニター電池です)

3-1. 時計が動かないとき

・機械式の場合 → ゼンマイが足りてないかも? → リューズを回してみましょう

・クォーツの場合 → 電池切れの可能性大! → 早めの交換がおすすめです

※放っておくと電池が液漏れして、内部が壊れてしまうこともあります。


3-2. 時間がよくズレるとき

考えられる原因はいくつかあります。

・磁気の影響を受けている

・中のオイルが切れている

・電池が少なくなっている

・ゼンマイの巻きが足りない(機械式)

→ どれも修理や点検で直せることが多いので、気になったら早めにお店へ。


3-3. リューズやボタンが固いとき

無理に力を入れると壊れてしまうので、やさしく扱うことが大切です。
もし戻らなかったり動かないようであれば、すぐにプロに見てもらいましょう。


◎まとめ

腕時計は、ただ時間を確認するための道具ではなく、日々の暮らしに寄り添いながら、一緒に思い出を積み重ねていく存在です。お気に入りの一本が、特別な時間や気持ちとともに記憶に残っているという方も多いのではないでしょうか。

そんな大切な時計だからこそ、正しい使い方やちょっとしたお手入れを習慣にすることが、長く付き合っていくうえでの大きなカギになります。特別なことをしなくても、今日からできる小さなケアの積み重ねが、時計の寿命をぐんと延ばしてくれるんです♪

今回ご紹介したポイントを日々の中で意識しながら、あなたの腕時計とこれからも心地よい時間を一緒に過ごしていけますように。

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